疲れが取れないと感じたら。40代から考えたい「ちょこっと休息習慣」

40代の生き方

最近、こんなことはありませんか?

  • □ いつも眠い、朝から疲れを感じる
  • □ 寝ても疲れがなかなか取れない
  • □ 以前より、やる気が起きにくい
  • □ 食欲がない、食事を楽しめないことがある
  • □ 仕事や家事のあと、何もする気になれない
  • □ 休んでいるはずなのに、気持ちが落ち着かない

いくつか当てはまったとしても、これだけで疲れの原因が分かるわけではありません。まずは「今の自分は少し疲れているのかもしれない」と気づくきっかけにしてみてください。

何が自分を疲れさせている?振り返ってみる

疲れを感じる理由は、人によって違います。私の場合は、仕事で時間をうまく使えていないときや、仕事や家事でやることが溜まっているときに、気持ちが重くなります。

自分が望んでいない予定が重なるときもそうです。あまり好きではない人たちとの食事や会議が続くと、予定があるだけで気持ちが張り詰めてしまうことがあります。子どもが自分の言うことを聞いてくれないときや、睡眠不足のときにも疲れを感じます。

読んでいる方も、今の自分に近いものがあるか、チェックしてみてください。

  • □ 仕事で疲れることが多い
  • □ 仕事や家事など、やることが溜まっている
  • □ 気が進まない予定が重なっている
  • □ 子育てや家族とのやりとりで、ストレスを感じることがある
  • □ 自分だけの時間がほとんどない
  • □ 睡眠不足が続いている
  • □ 休んでいるときも、やることを考えてしまう

これは疲れの原因を決めつけるためのものではありません。「自分は何に疲れているのだろう」と立ち止まって考えるためのチェックです。原因に気づくことが、自分に合う休み方を考える手がかりになります。

頼まれごとが重なったとき、私がしていること

誰かに言われたことや頼まれたことで、やることがいっぱいになると、私は頭の中で文句や悪口を繰り返してしまうことがあります。でも、ずっと考えていると気持ちが疲れて、ますます動けなくなる。自分の中で、疲れのループにはまってしまうように感じます。

そこで最近は、文句を頭の中で繰り返す前に、できるだけ主体的に動くようにしています。「どうすれば少し進むだろう」と考えて、自分ができるところから手をつけるんです。

頼まれたことに追われているだけだと感じると、気持ちが重くなります。でも、自分で考えて動き始めると、次に何をすればよいかが見えて、少しずつ進められることがあります。そうすると、気持ちも少し軽くなります。

これは、あくまで私自身の対処法です。誰にでも同じように合うとは限りませんし、休むために何かを片づけなければいけない、という意味でもありません。私の場合は、考えが文句のループに入ってしまいそうなとき、自分から動くことで気持ちを切り替えやすくなりました。

休むことも、健康習慣のひとつ

健康のために運動や食事を意識することは大切です。でも、疲れているのに無理を重ねてしまうと、運動や生活改善を続けること自体が苦しくなることもあります。

休むことは、頑張るのをやめることではありません。これからも自分らしい毎日を続けるために、体と気持ちをいたわる習慣です。疲れを感じたら、予定どおりに全部やろうとせず、少し休む選択をしてもいいと思います。

厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、睡眠時間だけでなく、睡眠で休養が取れている感覚も大切にされています。また、睡眠の不調が続くときには、生活習慣を見直すことに加えて、病気が隠れている可能性にも注意するよう示されています。

参考:厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」

私がしている、小さな休息

私が短い時間に休むためにしていることのひとつは、昼寝です。仕事の昼休みに、静かな場所で15分だけ寝るようにしています。

少し眠ると、私の場合は頭の中がすっきりします。そのおかげで、午後の仕事にも自分から取り組みやすくなります。長い時間でなくても、短く休むことで気分が切り替わることがあるんです。

通勤時間も、自分の好きなことに使える時間のひとつです。勉強や読書にあてるのもいいですが、毎回「有意義に過ごさなければ」と考えなくてもいいと思います。好きな動画を見たり、音楽を聴いたりして、自分が楽しめる時間にするのもおすすめです。移動中の安全に気をつけながら、自分に合った過ごし方を見つけてみてください。

私の場合、好きな時間を過ごしたあとに、さっきまで悩んでいたことを考えると、「あれ? なんでこんなことで悩んでいたんだっけ?」と思うことがあります。そして、「まぁ、なんとかなるし、大丈夫だな」と、気持ちが少し軽くなるんです。

好きなことをすることで、考え方が少し前向きになったり、悩みとの距離を取れたりする。私にとっては、それも疲れをやわらげるために大切なことです。

夜は、丁寧な暮らしや人との関わりを描いたドラマや映画を見ることがあります。おすすめは『かもめ食堂』や『きのう何食べた?』です。

『きのう何食べた?』は、ゲイカップルの日常を描いた作品です。作品のテーマや登場人物の関係性が自分に合うかどうかは人それぞれだと思いますが、私は、人との関わり方や相手を思う気持ち、料理を通して描かれる日常がとてもよいと感じています。

『ソロ活女子のススメ』もおすすめです。自分の時間を自分なりに楽しむ姿を見ていると、「こういう過ごし方もいいな」と思えます。

こうした時間が、私にとって気持ちを休めるひとつの方法になっています。皆さんも、自分がほっとできる作品や過ごし方を見つけてみるとよいかもしれません。

「休みたいけれど、やることが多くて休めない」

そう思う方もいると思います。私自身も、やることが溜まっていると、休んでいる間も頭の中で用事を考えてしまいます。

そんなときは、長い休みを取ろうとしなくても大丈夫です。まずは短い時間、自分が少しほっとできることを試してみるのはどうでしょう。

  • 静かな場所で、短い時間だけ目を閉じる
  • 温かい飲み物を、数分だけゆっくり飲む
  • スマートフォンを置いて、外の空気を吸う
  • 頭の中にある用事をメモに書き出す
  • 疲れが強い日は、運動を短くするか休む

どれも、全部やる必要はありません。「これならできそう」と思うものをひとつ試すくらいで十分です。

休む時間も、少しずつ自分の習慣にする

最初は、休む時間を意識して作ることが、少し義務のように感じられるかもしれません。「休まなきゃ」と自分を追い込む必要はありません。まずは数分、自分が落ち着く時間を試してみる。続けるうちに、自分にとって心地よい休み方が分かってくることもあります。

休息を習慣にすることは、毎日決まった方法で休まなければいけない、ということではありません。その日の疲れ方に合わせて、自分に合う休み方を少しずつ見つけていくことだと思います。

休んでも疲れが取れない状態が続いたり、眠気や気分の落ち込みなどで日常生活に支障が出たりする場合は、無理に我慢せず、医療機関などに相談することも考えてください。

1日5分でも、自分を大切にする時間を

今は、さまざまな情報がすぐに手に入り、人とのつながり方も変わってきました。それに伴って、悩みの形も多様になっているように私は感じます。昔とは疲れ方が違うと感じることもあります。

だからこそ、自分が疲れていることに気づき、自分をいたわる時間を作ることが大切なのではないでしょうか。私自身は、自分を癒す時間を作れるのは、まず自分自身だと思っています。

1日5分でもかまいません。トイレに入ったときのちょっとした時間でもいいんです。少しだけ自分を大切にする時間を作って、自分を癒してあげてほしいと思います。

その時間が、いつか皆さんにとって何より好きな時間になるように願っています。

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